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2009年 02月 22日
中川昭一著『飛翔する日本』より(二)
e0130549_5545420.jpg中川昭一氏のG7での態度は政治家として失敗であると私は思う。だがここ数日の国内報道を見る限り、氏は個人として潰されようとしている。よって氏が以前著書『飛翔する日本』で主張した思想や政策を前回よりも踏込んで抄出する。中川昭一氏の評価に以下の主張が加えられることを願う。─以下抄出─

内需の喚起は税の議論もあるが、何よりも企業の収益が向上し、給料を上げたり、非正規雇用者を正規雇用者にするなどして、平均賃金の引き下げを一つの要因として下がっている労働分配率(企業の生産した付加価値に対する人件費の割合)を少しでも上げて行くことが重要だ。(中略)そして、今まで労働者の負担の上に企業業績の回復が成し遂げられてきたことを見ると、今回は企業も応分の負担をすべきときだ。(第一章/強い経済こそ国のささえ)

「バーチャルウォーター」という概念がある。食料が生産されるときに使用される水を計算し、そのモノを輸入することは水を輸入しているのと同じとする考え方だ。(中略)世界中の水が足りなくなっている時代に、食料を外国から買うことは、日本が他の国の水を奪っているとも言える。食料の節約は家計にプラスになるだけでなく、世界の水問題にも貢献するのである。(第二章/複雑化する多極間競争にどう勝つか)

「この時代に一方的な武力侵攻はない」と思われるかも知れない。確かに突然中国の人民解放軍が台湾を攻めるということはないと、私は思う。(中略)中国が台湾を武力占領するとすれば、台湾の行為をきっかけにして自らを正当化させる口実を確保してからだ。これは中国にとって特別なことではない。チベットの場合もそうだった。(第三章/世界に通用する政治)

二〇〇六年一〇月、北朝鮮のミサイル発射と核実験が行われた直後に「日本も核保有の議論をする必要がある」と言ったことで、私は批判の渦中に置かれた。(中略)しかし今でもあの発言は当たり前のことだと思っている。(中略)北朝鮮の核攻撃に対して、国民を守る対応策を講じるのは、政治家として喫緊の対応を迫られる問題だ。(第四章/日本は成熟の先を目指す)

歴史教育では、日本の子どもたちのための教科書をつくるのは当たり前のことだ。自国の視点がなく「いったい、どこの国の教科書か」と思うようなものが存在する。これでは日本人としての誇りも、自覚も生まれないのは当然だろう。日本の教科書の内容は近隣諸国に配慮しなければならないという近隣諸国条項という規制は廃止すべきである。(第五章/日本は日本らしく、日本人は日本人らしく)

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by hishikai | 2009-02-22 06:10 | 憲法・政治哲学